「EX早特」は「エクスプレス予約」「スマートEX」会員向けの割引乗車券で、新幹線「のぞみ」号がお得な料金で利用できます。
今回は主に「EX早特」に焦点を当て、使い方や相違点、本当にお得なのかについて説明していきます!
また、これとは別に「EX早特21」と言う商品もあり、名前が似ているチケットなためどのように違うのかについても紹介していきますね。
EX早特の注意点
EX早特の注意点は以下の9点です。
- 購入できるのは出発日の3日前まで
- 万一乗り遅れた場合、後続の列車に乗る事はできない
- 予約変更時点から2日以内に発車する列車に変更する場合は「EX早特」の料金は適用されない
- 途中下車はできず、もし途中で下車した場合は残りの区間はすべて無効となる
- GW、お盆、年末年始は利用できない日がある
- 他の割引とは併用できない
- 新幹線乗車券駅まで在来線を利用する場合、別途運賃が必要
- 「EX早特」は「のぞみ」専用の乗車券で、「ひかり」や「こだま」に乗る事はできない
- 利用できる区間が決まっている
オトクな価格で新幹線を利用できるEX早特ですが、乗り遅れた際に後続の列車に乗ることができない点や、年末年始やGWに使用できない可能性がある点は辛いですね…
ただ、年末年始やGW以外のチケットを使用できる期間で予定がきちんと決まっている旅行などでは利用しやすいチケットと言えます!
利用できる区間が決まっているので。気になる方はこちらの利用可能区間と金額がわかる表をご覧ください。
→JR東海・西日本(https://expy.jp/product/ex_hayatoku/pdf/ex_hayatoku_price.pdf)
続いてEX早特の予約方法と使い方について見ていきましょう!
EX早特の使い方は?
「EX早特」を利用するには「エクスプレス予約」または「スマートEX」に会員登録する必要があります!
エクスプレス予約への登録はこちらからどうぞ!
■エクスプレス予約
→JR東海・JR西日本(https://expy.jp/sph/index.php)
スマートEXの登録はこちらからどうぞ!
■スマートEX
→JR東海・JR西日本(https://smart-ex.jp/top.php)
どちらかに登録が完了したら、予約は「エクスプレス予約」「スマートEX」の会員ページでのWEB申込できます。
EX早特のチケットが予約ページはこちらです!
→JR東海・JR西日本(https://expy.jp/product/ex_hayatoku/)
ログインしたら出発日と区間、人数を選択します。
続いて乗りたい列車を選びます。
続いて切符の選択画面からEX早特を選択します!
こちらの手順でEX早特の予約完了です。
チケットレスサービスなので切符の受取は不要です。
改札に入場する際に、「エクスプレス予約」なら専用のICカードを、「スマートEX」なら登録した交通系ICカード(モバイルSuica含む)をタッチします。
すると以下の画像のようなご利用票が出てくるので受け取ります。
このご利用票は持ち帰り可能で、改札を出る際は入場時にタッチしたICカードをタッチすればOKです。
チケットレスサービスであるEX早特ですが、お得なサービスと言えるのでしょうか?
ex早特の料金は安い?
「EX早特」は普通車用とグリーン車用があり、どちらもそれぞれの正規運賃と比べると安くなっています。
例として平日の東京・新横浜~岡山間の場合を見ていきましょう。
普通車
通常料金:17660円
EX早特:14670円(差額2990円)
EX早特(土休日):14260円(差額3400円)
グリーン車
通常料金:23730円
EX早特(平日):20740円(差額2990円)
EX早特(土休日):19050円(差額4680円)
普通車、グリーン車共に約3000円お得!
EX早特は土休日は平日よりも安くなります!
このように通常料金と比較すると圧倒的にお得に新幹線を利用できます。
その他の区間については、以下のURLでご確認下さいね。
→JR東海・JR西日本(https://smart-ex.jp/product/hayatoku/ex/)
お得なチケットであるEX早特ですが、名前が似たサービスが存在します。
その名もEX早特21!
EX早特とEX早特21の違いについて見ていきましょう~
ex早特とex早特21の違いとは?
EX早特21は「のぞみ」号がお得に乗車できる切符です。
その名のとおり3週間(21日)前に購入すると「のぞみ」号がお得に利用できる切符です。
「EX早特」との違いは以下の4点です。
- 利用できる区間が異なる
- 利用できる列車が異なる
- EX早特21はグリーン車用がなく普通車用のみで利用可能
- EX早特21の料金は平日・土休日ともに一緒
引用:JR東海・JR西日本(https://expy.jp/product/ex_hayatoku_21/attention/)
違いの詳細は以下の表にまとめています。
EX早特 | EX早特21 | |
利用可能 区間 |
JR東海・西日本(https://expy.jp/product/ex_hayatoku/pdf/ex_hayatoku_price.pdf) | JR東海・西日本(https://expy.jp/product/ex_hayatoku_21/pdf/ex_hayatoku_21_price.pdf) |
利用可能 列車・車両 |
「のぞみ」普通車指定席・グリーン車 | 乗車駅を朝6:00~6:59、昼11:00~15:59に出発する直通の「のぞみ」普通車指定席 グリーン車は利用不可 |
利用可能 日時 |
時間の制限なし 繁忙期は利用不可 |
朝6:00~6:59、昼11:00~15:59 繁忙期は利用不可 |
表を見ていただくと分かるように名前は似ていますが、全く違う切符となっています。
いろいろ制約も多い「EX早特21」ですが、東京~岡山間なら13240円と「EX早特」よりお得ですし、東京~新大阪間なら11200円と普通車指定席の正規運賃より安いので、早朝またはお昼に出発するのであれば是非利用してみたいものです。
まとめ
今回は「EX早特」の注意点や使い方について調べてみました!
EX早特の注意点は以下の9点です。
- 購入できるのは出発日の3日前まで
- 万一乗り遅れた場合、後続の列車に乗る事はできない
- 列車の変更は発車4分前まで可能だが、予約変更時点から2日以内に発車する列車に変更する場合は「EX早特」の料金は適用されず、「エクスプレス予約」または「スマートEX」での料金との差額を支払う必要がある
- 途中下車はできず、もし途中で下車した場合は残りの区間はすべて無効となる
- GW、お盆、年末年始は利用できない日がある
- 他の割引とは併用できない
- 新幹線乗車券駅まで在来線を利用する場合、別途運賃が必要
- 「EX早特」は「のぞみ」専用の乗車券で、「ひかり」や「こだま」に乗る事はできない
- 利用できる区間は東京・品川・新横浜~岡山・福山・広島・徳山・新山口・小倉・博多および博多・小倉~新神戸・新大阪・京都・名古屋に限られ、それ以外の区間の発売はない
注意点が多いですが、その分お得に利用できますので、検討してみてもいいと思います♪
また名前が似ている「EX早特21」についても調べてみました。
「EX早特」との違いは以下の4点です。
- 利用できる区間が異なる
- 利用できる列車が異なる
- EX早特21はグリーン車用がなく普通車用のみで利用可能
- EX早特21の料金は平日・土休日ともに一緒
引用:JR東海・JR西日本(https://expy.jp/product/ex_hayatoku_21/attention/)
名前は似ていますが、全く別のサービスなので注意が必要です!
どちらのチケットも注意点に気をつければお得に利用できるのでお得ですね。