「スマートEX」は、スマホやPCで東海道・山陽新幹線の切符が手軽に買えるサービスです。

今回はその「スマートEX」のメリットやデメリット(欠点)、本当に「スマートEX」は使いやすいのかや注意点について説明していきます!

早速デメリットについて見ていきましょう!





スマートEXのデメリット

スマートEXにたくさんのメリットがある一方でスマートEXにはこんなデメリットも・・・。

スマートEXのデメリットには以下の3点です。

スマートEXのデメリット
  • デメリット1:割引額が小さい
  • デメリット2:繁忙期に早特商品が使えない日がある
  • デメリット3:在来線は別途運賃がかかる

まずは1つ目のデメリットについて見ていきましょう!

デメリット1 割引額が小さい

1つ目のデメリットはスマートEXによる割引額が小さい点です。

「スマートEX」の会員価格は指定席の場合正規運賃から200円引きの価格となります。

また自由席は正規運賃と同額です。

同じネット予約サービスの「エクスプレス予約」は区間にもよりますが、1000円前後安くなる事を考えると料金的なおトク度は低いと言えます。

ただし、早特商品の料金は「エクスプレス予約」も「スマートEX」も同額なので、早特が利用できる区間や列車に乗る時はそちらを積極的に利用すると良いでしょう。

続いて2つ目のデメリットを見ていきましょう。

デメリット2 繁忙期には早特サービスが使えない日がある

デメリットの2つ目は繁忙期には早特サービスが使えない日がある点です。

スマートEXは早特サービスを使うことができるようになります。
メリット3参照

しかし早特サービスはGW、お盆、年末年始に利用する事はできません。

2020年~2021年を例に取ると、4月27日~5月6日、8月10日~19日、12月28日~1月6日が利用できない期間となります。

引用:JR東海(https://jr-central.co.jp/ex/smart/iccard-registration/)

デメリット3 在来線利用時は別途運賃がかかる

デメリットの3つ目は在来線は別途運賃がかかる点です。

例えば東京から新大阪へ行く場合、通常なら東京23区内のJR線の駅は全て同一の駅と見なされるため、都区内の駅から東京駅までの運賃は不要です。

これに対し「スマートEX」の場合あくまでも東京駅から新大阪駅までの運賃となるため、東京駅まで在来線を利用する場合別途運賃が必要です。

「スマートEX」の割引額は200円ですので、在来線の出発駅によっては却って割高になってしまいます。

簡単に説明すると東京駅以外新大阪の場合スマートEXの方が損するということになります!

スマートEXのメリット

続いてスマートEXのメリットについて見ていきましょう。

スマートEXにはどんなメリットがあるのでしょうか?

スマートEXのメリットは以下の4つです!

スマートEXのメリット
  • メリット1:年会費が無料
  • メリット2:交通系ICカードで乗れる
  • メリット3:早特サービスが利用できる
  • メリット4:手数料無料で何度でも変更可能

まずはメリット1について見ていきましょう!

メリット1 年会費が無料

1つ目のメリットは年会費が無料な点です。

まず何と言ってもこれですね♪

同じ東海道・山陽新幹線のWEB予約サービスである「エクスプレス予約」は1100円の年会費が掛かるのに対し、「スマートEX」は年会費無料で登録できます。

続いて2つ目のメリットについて見ていきましょう!

メリット2 交通系ICカードで乗れる

2つ目のメリットは交通系ICカードで乗れる点です。

「スマートEX」の最大の特徴と言っていいでしょう。

予め交通系ICカードを登録しておけば、そのカードを改札機にタッチするだけで乗車できます。

登録できるカードは以下の10種類です。

スマートEXを利用できる交通系ICカード
  • Suica
  • PASMO
  • TOICA
  • Kitaca
  • manaca
  • ICOCA
  • PiTaPa
  • SUGOCA
  • nimoca
  • はやかけん

引用:JR東海(https://jr-central.co.jp/ex/smart/iccard-registration/)

このようなお得になるサービスにはクレジットカードが必須だったりしますが、交通系ICカードがあれば誰でも利用できる点はいいですよね(*^^*)

続いて3つ目のメリットについて見ていきましょう!

メリット3 早特サービスが利用できる

3つ目のメリットは早特サービスが利用できる点です。

スマートEXは以下の早特サービスを利用できます!

利用できる早特サービス
  • EX早特
  • EXグリーン早特
  • EXこだまグリーン早特
  • EXのぞみファミリー早特
  • EXこだまファミリー早特

引用:JR東海(https://jr-central.co.jp/ex/hayatoku/)

どのサービスも無料で受けられるサービスですが、チケットが非常に安く購入できます♪

早特サービスについて詳しく知りたいならこちらの公式サイトを参照してくださいね。
→JR東海(https://jr-central.co.jp/ex/hayatoku/)

続いて4つ目のメリットについて見ていきましょう!



メリット4 手数料無料で何度でも列車を変更できる

4つ目のメリットは手数料無料で何度でも変更できる点です。

急な予定変更があったり、予約した列車に乗り遅れそうになっても安心!

予約の変更は列車発車時刻前まで手数料無料で何度でも可能です。
※予約・変更の操作には、受付時間(5:30〜23:30)など各種制限があります。

引用:JR東海(https://jr-central.co.jp/ex/smart/#point)

続いてスマートEXの注意点を見ていきましょう!



スマートEXの注意点

スマートEXの注意点をまとめてみました!

スマートEXの注意点
  • 出発駅まで在来線を利用する場合、例え都区内あるいは同一市内からの乗車であっても別途運賃が必要
  • 登録したICカードに運賃分のチャージをする必要がある
  • チケットの予約は最大で6人分までできますが、2人以上の場合はICカードで改札を通る事ができず、JR東海・JR西日本の駅の窓口や東海道・山陽新幹線の駅に備え付けてある指定席券売機で乗車券を受け取る必要がある
  • 23:30から翌朝5:30までは予約はできません。ただしこの時間であっても、夜間申込サービスを利用する事ができ、翌朝5:30以降に届く申込結果を以て予約確定となる
  • 予約していた列車に乗り遅れた場合、「スマートEX」の会員価格での乗車の場合は後続列車の自由席に乗車できますが、早特商品の場合は無効となる
  • 列車の変更をする場合で早特商品の場合で、変更時点でその早特料金が適用できない列車に変更する場合はその差額を支払わなければならない
  • 予約をキャンセルする場合、出発時刻前であれば手数料は320円ですが、出発時刻後の場合、各区間の特定額を翌日以降に払い戻す事になります。区間ごとの払い戻し額は、JR東海(https://smart-EX.jp/reservation/guide/cancel/)をご参照下さい。

注意点を確認してお得にスマートEXを利用したいですね!

スマートEXの使いやすさについて見ていきましょう!

スマートEXの使いやすさ

スマートEXは何と言ってもスマホ操作1つで手軽に予約できるのが魅力です。

私は早特商品をよく利用するのですが、こちらの画像のように利用可能な早特サービスが表示されるのでわかりやすいです。

初めて利用した時は、ICカードを登録したものの、実際に改札で引っかかってしまった動画を見た事があり、本当に改札を通れるのか不安でした。。。

しかし、無事通る事ができ、ご利用票を受け取る事もできました!

このご利用票は回収されないので、記念に持ち帰る事も可能です。

まとめ

今回は「スマートEX」について調べてみました!

スマートEXのデメリットには以下の3点です。

スマートEXのデメリット
  • デメリット1:割引額が小さい
  • デメリット2:繁忙期に早特商品が使えない日がある
  • デメリット3:在来線は別途運賃がかかる

スマートEXのメリットは以下の4つです!

スマートEXのメリット
  • メリット1:年会費が無料
  • メリット2:交通系ICカードで乗れる
  • メリット3:早特サービスが利用できる
  • メリット4:手数料無料で何度でも変更可能

外出先でも手軽に予約・変更が可能と言う事もあり、利用している人は結構多いようです。

メリットが多い反面デメリットもありますが、上手に使いこなしてみたいものですね!